← 一覧に戻る

サンデー No.17

デアレガーロの25

AI Evaluation

5軸 加重評価サマリー

4.20/5.00
★★★★☆
母系・近親・父産駒・配合・価格妥当性の5軸を加重平均で算出した総合評価です。母系と近親を計50%、父産駒適性20%、配合と価格を計30%の重みづけで集計しています。
母系
4.0★★★★☆
近親
4.0★★★★☆
父産駒
5.0★★★★★
配合
4.0★★★★☆
価格
4.0★★★★☆
Profile
母父
マンハッタンカフェ
牧場
ノーザンファーム
性別
誕生日
3/19
毛色
黒鹿
地区
関東
Price
総額
6,000万円
一口 (全40口)
150万円

本ページの評価は独自のアルゴリズムに基づく分析です。競走成績を保証するものではありません。出資判断は必ず免責事項をご確認の上、自己責任で行ってください。

AI評価レポート

デアレガーロの25 AI評価レポート

母デアレガーロの競走実績と特徴

母デアレガーロは2014年4月13日生まれの鹿毛の牝馬で、父マンハッタンカフェ・母スーヴェニアギフト(USA)・母父Souvenir Copyの組み合わせから生まれた1頭です。生産者はノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング、調教師は美浦の大竹正博厩舎が手掛けた牝馬です。

現役での通算成績はJRA中央17戦6勝・2着1回・3着1回・賞金1億2978万2000円で、勝率約35%・連対率約41%・複勝率約47%という高い水準を残した中央オープン牝馬の1頭となります。芝1200m〜1400mのスプリント〜マイル前哨距離レンジを主戦場とし、新潟・京都・東京の主要競馬場で勝鞍を積み上げた短距離型の中央重賞勝ち牝馬として整理されます。

最大の勝鞍は2019年2月16日の京都牝馬ステークスG3(京都芝外回り1400m)で、池添謙一騎手騎乗のもと9番人気の伏兵評価を覆して中央重賞初制覇を達成しました。中団追走から外を回して鋭く伸び、2着リナーテに半馬身差をつけて勝利時計1分21秒0という芝外回り1400mのスプリント〜マイル戦線で内容の濃い差し脚を示した1戦となります。

2勝クラス〜オープン特別の戦線でも複数の勝鞍を積み上げ、芝1400m前後の短距離戦線における先行〜差しの幅広い脚質と、外から押し切るスピード持続力に支えられた中央オープン牝馬として現役を完走しました。

2020年2月1日付でJRA競走馬登録を抹消し、ノーザンファームの繁殖陣に加わり繁殖牝馬入りを果たしました。中央重賞G3勝ち牝馬の実証データを残し、ノーザンファーム生産・サンデーレーシング所有という同じ生産者・馬主体制のもと、繁殖牝馬としての本格的なキャリアを開始した1頭です。

繁殖入り後の産駒は、初仔レガーロデルシエロ(2021年2月18日生・牡・父ロードカナロア・栗田徹厩舎管理)が現役JRA15戦4勝・賞金約8254万円のオープンクラス到達馬として中央条件戦線で結果を残し、2025年に美浦ステークス(3勝クラス)を制してオープン入りを果たしました。2026年エプソムカップG3で3着・コーチャクラブステークス(L)で3着の入着実績も加わり、母デアレガーロの繁殖実証として中央オープンクラス到達産駒の登場を母系の最新世代で確保した形となります。

その後の産駒はレガーロカリーノ(2022年生・牝・父キタサンブラック・JRA5戦未勝利)、セレステレガーロ(2023年生・牝・JRA2戦未勝利)、デアレガーロの24(2024年生・牝)と続き、本馬デアレガーロの25(2025年生・牝・父ロードカナロア)はデアレガーロにとって5番仔・父ロードカナロアの2度目の交配産駒に位置します。初仔レガーロデルシエロが父ロードカナロアの組み合わせから中央オープンクラスへの到達を実証した直後の同配合産駒となる点が、本馬の血統的な置き方となります。

母デアレガーロは芝1200m〜1400mの短距離〜マイル前哨距離戦線で中央G3勝ち+オープン特別勝鞍を積み上げ、池添謙一騎手・武豊騎手といったトップ騎手を背中に乗せた経験を持つ中央オープン牝馬として、現代日本軽種馬市場における短距離型の中央重賞勝ち牝馬の1頭に整理されます。スピード持続力と外を回す瞬発力を併せ持つ中央G3勝ち牝馬の実績が、本馬の母としての血統的個性に直結する1頭です。

母父マンハッタンカフェと母系背景

母父にあたるマンハッタンカフェは1998年3月5日生まれの青鹿毛で、父サンデーサイレンス・母サトルチェンジ・母父Law Societyという、サンデーサイレンス直仔のステイヤー血脈に属します。現役戦績はJRA中央12戦6勝で、2001年菊花賞G1・2001年有馬記念G1・2002年天皇賞春G1の中央G1 3勝を含むクラシック・古馬中長距離戦線で結果を残した三冠級ステイヤーとして、日本軽種馬の現代ステイヤー血脈の中核に位置する1頭です。

引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、現役時代は中央G1 9頭+主要産駒群を輩出した名種牡馬の1頭として活躍した経歴を持ち、2015年12月23日に17歳で死亡しました。代表産駒には2007年ダービー馬ヒルノダムールの全姉ジョワドヴィーヴル・ショウナンマイティ・コスモバルク・レッドディザイア(2009年秋華賞G1)・ヒルノダムール(2011年天皇賞春G1)・グレープブランデー(2013年フェブラリーステークスG1)・クイーンズリング(2016年エリザベス女王杯G1)らが並び、芝中距離〜長距離・ダート中距離の主要戦線で中央G1勝ち馬を継続的に輩出した1頭です。

母父としての影響力もサンデーサイレンス系内のステイヤー寄り中距離血脈として継承され、現役の中央重賞戦線で実証を積み重ねた血脈となります。母父マンハッタンカフェの代表産駒としては2021年帝王賞JpnI+2021年チャンピオンズカップG1+2022年JBCクラシックJpnIの中央地方ダートG1 3勝を制したテーオーケインズ(父シニスターミニスター)が中央のダート古馬戦線における最高評価馬として並び、芝戦線でもテーオーロイヤル(2022年ダイヤモンドS G3+2024年天皇賞春G1)・ストレイトガール(2015年スプリンターズS G1)・ピクシーナイト(2021年スプリンターズS G1)・サンライズホーク・モーニンらが母父マンハッタンカフェ系の中央G1勝ち馬・重賞勝ち馬として整理されます。父サンデーサイレンスの中長距離血脈を母父経由で継承する設計は、現代日本軽種馬市場の中央G1戦線で多数の実証データを残した母父血脈です。

本馬の母デアレガーロは母父マンハッタンカフェ経由の中央G3勝ち+オープン特別勝鞍の代表的な産駒の1頭に位置し、母父マンハッタンカフェの短距離〜マイル戦線における牝馬産駒の中央重賞勝ち馬として整理される実証データを残しました。

母系の3代目にあたる祖母スーヴェニアギフト(2002年生・栗毛・牝・父Souvenir Copy・USA産)は米国産の繁殖牝馬として日本軽種馬市場に導入された1頭で、ノーザンファーム繁殖陣に加わって11頭以上の中央産駒を輩出した母系の中核牝馬となります。母系内には複数の中央重賞勝ち馬・中央オープン牝馬・中央条件馬が並び、日本軽種馬市場の中堅〜上位牝系の1つに位置する血統的背景を備えます。

母父マンハッタンカフェ×父ロードカナロアの組み合わせからは2021年葵ステークスG3を制したレイハリア(2018年生・牝・母ライトリーチューン・母父マンハッタンカフェ)が中央重賞勝ち馬として登場し、ロードカナロア×マンハッタンカフェ系のニックス実証が芝1200m前後のスプリント〜マイル戦線で既に確保されている点が、本馬の配合構造を支える先行実証データとなります。

近親活躍馬と母系の厚み

母デアレガーロの近親には、中央重賞戦線+中央オープン戦線で実証を残した複数の馬群が並びます。母系の中央実証は3〜4世代続けて中央オープン到達+中央重賞勝ち馬の登場を継続する厚い牝系として整理されます。

最も近い血統関係にあるのが本馬の半姉シュプリームギフト(2008年3月16日生・青鹿毛・牝・父ディープインパクト・スーヴェニアギフトの2番仔)で、ディープインパクト初年度産駒のデビュー1番手として話題を集めた1頭です。現役戦績はJRA中央17戦3勝で、2011年函館スプリントステークスG3の2着・2010年京阪杯G3の3着・2011年キーンランドカップG3の3着といった中央重賞戦線で複数の重賞掲示板入着実績を残しました。芝1200m前後のスプリント戦線で重賞上位入着を継続した中央オープン牝馬の1頭に整理されます。

シュプリームギフトの繁殖入り後の産駒群は中央重賞戦線で実証を継続しており、本馬のおい・めいにあたる中央重賞勝ち馬2頭が登場した点が母系の最大の血統的支えとなります。

本馬の姪オールアットワンス(2018年4月24日生・鹿毛・牝・父マクフィ・母シュプリームギフト・母父ディープインパクト)はJRA中央13戦4勝・賞金1億2008万6000円の中央重賞勝ち牝馬で、2021年7月25日のアイビスサマーダッシュG3(新潟芝直線1000m)と2023年7月30日のアイビスサマーダッシュG3を2度制してマクフィ産駒のJRA重賞初制覇+直線1000mのスプリンター中央G3 2勝を達成した1頭です。中山英二厩舎管理・吉田勝己オーナー所有・ノーザンファーム生産という体制のもとで活躍した本馬の母系の代表産駒の1頭となります。

もう1頭の姪プレサージュリフト(2019年4月25日生・黒鹿毛・牝・父ハービンジャー・母シュプリームギフト・母父ディープインパクト)はJRA中央12戦3勝・賞金1億2472万5000円の中央重賞勝ち牝馬で、2022年2月12日のクイーンカップG3(東京芝1600m)で後の桜花賞馬スターズオンアースをクビ差で差し切って中央G3初制覇を達成した1頭です。木村哲也厩舎管理・サンデーレーシング所有・ノーザンファーム生産という同じ生産者・馬主体制のもとで活躍した母系の中央G3勝ち牝馬として、芝マイル戦線における3歳牝馬路線の中央重賞勝ち馬を母系内で確保した1頭となります。

本馬の半兄ベステゲシェンク(2010年4月23日生・鹿毛・牡・父ディープインパクト・スーヴェニアギフトの4番仔)はJRA中央18戦6勝の中央オープン馬として活躍した1頭で、2015年のトキステークス(オープン特別)勝ちを含む中央条件戦線で勝鞍を積み上げました。父ディープインパクト×母父Souvenir Copyの組み合わせから中央6勝の戦績を残した母系の代表産駒の1頭となります。

本馬の半兄ロワアブソリュー(2013年4月10日生・鹿毛・セン・父ゼンノロブロイ・スーヴェニアギフトの7番仔)はJRA中央58戦12勝+地方戦線も含めた長期キャリアの中央オープン到達馬として、2018年のORO CUP(オープン特別)勝ちを含む中央12勝の戦績を残しました。中央オープン特別戦線で長期にわたって活躍を続けた本馬の半兄として、母系の中央勝ち上がり実証を厚く支える1頭となります。

本馬の半姉トロシュナ(2016年5月5日生・黒鹿毛・牝・父スクリーンヒーロー)はJRA中央14戦2勝・賞金2320万円の中央2勝牝馬として、芝中距離戦線で勝ち上がりを果たした母系の中央条件馬の1頭です。

牝系区分では、本馬の母系は祖母スーヴェニアギフト(USA・2002年生)を起点とする米国輸入牝系として、母系の中央実証はシュプリームギフト世代から半兄ベステゲシェンク(中央6勝)・半兄ロワアブソリュー(中央12勝)・母デアレガーロ(中央6勝・京都牝馬S G3)・姪オールアットワンス(アイビスサマーダッシュG3 2勝)・姪プレサージュリフト(クイーンカップG3)まで複数世代続けて中央勝ち上がり・中央重賞勝ち馬を継承している厚い牝系の1つに整理されます。

母系の中央重賞勝ち馬実証は、デアレガーロ(京都牝馬S G3)・オールアットワンス(アイビスサマーダッシュG3 2勝)・プレサージュリフト(クイーンカップG3)の3頭・計4つの中央重賞タイトルを既に確保しており、いずれも芝1200m〜1600mのスプリント〜マイル戦線における中央G3勝ち馬として並びます。母系の中央重賞勝ち馬実証は中堅牝系の中でも上位水準に位置し、特に牝馬の中央重賞戦線における実証データの厚さが本馬の血統的支えとなります。

父馬ロードカナロアについて

ロードカナロアは2008年3月11日生まれの鹿毛で、父キングカメハメハ・母レディブラッサム・母父Storm Catというキングマンボ系・ストームキャット系内包の血統に属します。現役通算成績はJRA中央17戦12勝+海外2戦1勝1分の19戦13勝で、獲得賞金は7億3380万9000円+香港賞金を残しました。

主要勝鞍は2012年・2013年のスプリンターズステークスG1連覇、2012年・2013年の香港スプリントG1連覇、2013年高松宮記念G1+2013年安田記念G1の中央地方G1 6勝で、芝1200m〜1600mのスプリント〜マイル戦線における歴代屈指のスプリンターとして2013年のJRA年度代表馬に選出されました。2014年に引退・社台スタリオンステーションで種牡馬入りした現代日本軽種馬市場の主力種牡馬の1頭です。

父産駒の傾向と距離適性

ロードカナロアは2014年種牡馬入り後、初年度産駒(2015年生)から牝馬三冠+ジャパンカップG1+ドバイターフG1+天皇賞秋G1のG1 9勝を達成した歴代最強牝馬アーモンドアイ(賞金19億1526万3900円)を輩出し、現代日本軽種馬市場の主力種牡馬として確立しました。2019年皐月賞G1+2019年ホープフルステークスG1のサートゥルナーリア、2020年マイルチャンピオンシップG1+2020年香港スプリントG1のダノンスマッシュ、2017年マイルチャンピオンシップG1のステルヴィオが続き、芝1200m〜2400mの幅広い距離レンジで中央G1勝ち馬を継続的に輩出する種牡馬群の中核に位置します。

2024〜2025年の最新世代では、2024年・2025年大阪杯G1連覇のベラジオオペラ、2025年高松宮記念G1連覇のサトノレーヴ、2025年G1初制覇のコスタノヴァが並び、芝1200mから芝2000mまでの中央G1戦線で産駒のG1勝ち馬群を継続的に輩出する形となります。

2025年のJRAサイアーランキングでは6年連続の総合・JRAサイアー第2位を獲得し、産駒出走頭数326頭・産駒勝鞍136勝・産駒勝馬104頭・収得賞金約40億2126万4000円・国内重賞勝利14勝(障害含む)という最新の実績を残しました。代表産駒のG1勝ち馬は10頭超の体制となり、中央リーディング首位のキタサンブラックに次ぐ第2位の中核種牡馬として現代日本軽種馬市場の主軸の1つに位置します。

産駒の距離適性は芝1200m〜1600mのスプリント〜マイル戦線が主戦場の中核域で、母系の中距離血脈次第で芝1800m〜2400mのクラシック〜古馬中距離戦線にも対応する幅広い距離適性が産駒群で実証されています。アーモンドアイ(芝1600m〜2400m)・サートゥルナーリア(芝2000m〜2200m)・ベラジオオペラ(芝1800m〜2000m)の中央G1勝ち馬群は母系の中距離適性を取り込んで芝中距離戦線で結果を残し、ダノンスマッシュ・サトノレーヴ・コスタノヴァらが芝1200m〜1400mのスプリント〜短距離戦線で結果を残す形に整理されます。

母父との相性面では母父サンデーサイレンス系が産駒数・成績ともに最有力ニックスとして実証され、アーモンドアイ(母父サンデーサイレンス)・サートゥルナーリア(母父スペシャルウィーク)・ステルヴィオ(母父ファルブラヴ)・ベラジオオペラ(母父ハーツクライ)らがサンデーサイレンス系内包の母系を持つG1馬として並びます。母父スペシャルウィーク・ハーツクライ・ディープインパクト系も継続的に中央重賞勝ち馬を輩出し、サンデーサイレンス系内包の母系を組み合わせた配合パターンがロードカナロア産駒の最有力配合構造として整理されます。

2026年種付け料は1200万円(受胎確認後支払い・フリーリターン特約付帯)で、社台SS繋養種牡馬の上位帯水準を保持する主力種牡馬の1頭として現役の中核に位置します。

配合評価とこの当歳の見どころ

父ロードカナロア(キングカメハメハ×レディブラッサム・母父Storm Cat)と母デアレガーロ(マンハッタンカフェ×スーヴェニアギフト・母父Souvenir Copy)の配合は、キングマンボ系・ストームキャット系内包の主力スプリンター種牡馬と、サンデーサイレンス系内包の中央G3勝ち牝馬を組み合わせた、現代日本軽種馬市場における芝マイル〜中距離志向の配合設計に整理されます。

血統表内のクロスを見ると、父ロードカナロアの母父Storm Cat(Northern Dancer系)と、本馬の3代以内に並ぶNorthern Dancer系の血脈の重複は限定的で、サンデーサイレンスのクロスは父系のキングカメハメハと母父マンハッタンカフェ間で発生する形となりますが、父ロードカナロア自身がサンデーサイレンスを血統表内に含まない種牡馬であるため、母父マンハッタンカフェ経由のサンデーサイレンス系内包要素を取り込む設計となります。

ロードカナロア×サンデーサイレンス系母父の組み合わせは産駒の最有力ニックスパターンの1つで、アーモンドアイ(母父サンデーサイレンス)・サートゥルナーリア(母父スペシャルウィーク=サンデーサイレンス産駒)・ステルヴィオ(母父ファルブラヴ=ファルブラヴはサンデー無関係だが3代内にサンデー系)・ベラジオオペラ(母父ハーツクライ=サンデーサイレンス産駒)の中央G1勝ち馬群がいずれも母父にサンデーサイレンス系の血脈を内包する設計を共有する形となります。本馬の母父マンハッタンカフェはサンデーサイレンスの直仔種牡馬で、現代日本軽種馬市場の中央G1勝ち馬群の母父血脈として継続的に実証を積み上げる血脈に整理されます。

父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェの先行実証データとしては、2021年葵ステークスG3を制したレイハリア(2018年生・牝・母ライトリーチューン・母父マンハッタンカフェ)が中央重賞勝ち馬として登場済みです。芝1200mの中央G3戦線における同配合の中央重賞勝ち牝馬の登場は、本馬の配合構造を支える先行ニックス実証データとなります。

母系の中央実証面では、本馬の母系はデアレガーロ(京都牝馬S G3=芝1400m)・姪オールアットワンス(アイビスサマーダッシュG3 2勝=芝直線1000m)・姪プレサージュリフト(クイーンカップG3=芝1600m)の中央重賞勝ち馬3頭+計4つの中央G3タイトルを既に確保している点が血統的支えとなります。芝1000m〜1600mのスプリント〜マイル戦線における中央重賞勝ち馬の継続的な登場は、本馬の母系の血統的個性を強く規定する要素として整理されます。

特に母デアレガーロの初仔レガーロデルシエロ(父ロードカナロア・牡)が現役JRA15戦4勝・賞金約8254万円のオープンクラス到達+2025年美浦S(3勝C)勝ち+2026年エプソムカップG3 3着の戦績を残し、父ロードカナロア×母デアレガーロの配合が中央オープンクラス到達産駒を既に輩出した実証データを残している点が、同配合の2番仔である本馬の血統的位置付けを直接支える要素となります。

距離適性の予測は芝1200m〜1600mのスプリント〜マイル戦線が主戦場の中核域となります。父ロードカナロア産駒の牝馬がアーモンドアイ(芝1600m〜2400m)・グルーヴィット・ファインルージュ(芝1600m)・ステルヴィオ(芝1600m)らで芝マイル戦線を中心に結果を残してきた実績に加え、母デアレガーロ自身が芝1200m〜1400mの中央G3勝ち牝馬+姪オールアットワンスが芝直線1000mのアイビスサマーダッシュG3 2勝牝馬+姪プレサージュリフトが芝1600mのクイーンカップG3勝ち牝馬という母系の芝スプリント〜マイル戦線の中央重賞勝ち馬群を踏まえれば、3歳春のクラシック路線(桜花賞)、または芝1200m〜1600mの中央スプリント〜マイル牝馬路線における重賞戦線への適性発揮が血統的に整合する位置にあります。馬場適性は良馬場での切れ味を主軸とする芝主体型で、ダートは血統構成上の主戦場ではありません。

母デアレガーロにとって本馬は5番仔で、父ロードカナロアとの組み合わせとしては初仔レガーロデルシエロ(現役オープンクラス)に続く2番目の同配合産駒となります。母の繁殖実証は本馬の中央デビュー前段階で、初仔の中央オープンクラス到達+重賞戦線進出という蓄積開始済みの実証データを既に確保している段階にあります。

価格面については、サンデーサラブレッドクラブ2026年度募集第17番として総額6000万円(1口150万円・40口)で募集されています。同クラブ2026年度募集ラインアップは最高価格1億5000万円(グランアレグリアの25・ラッキーライラックの25・ミュージアムヒルの25の3頭)・1億円以上12頭を擁する上位帯設定で、種牡馬別の平均募集価格はキタサンブラック(5頭)が1億200万円・イクイノックス(10頭)が9500万円・サートゥルナーリア(5頭)が8400万円の上位ライン、ロードカナロア(3頭)は平均5000万円という中位水準帯に整理されます。本馬の6000万円はロードカナロア産駒の平均5000万円を上回る中上位水準で、母デアレガーロの中央G3勝ち牝馬実証+姪オールアットワンス&プレサージュリフトの中央G3勝ち馬2頭+初仔レガーロデルシエロの中央オープンクラス到達+父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェのニックス先行実証(レイハリア葵S G3勝ち)を反映した価格設定と整理されます。

総合所見

本馬の強みと懸念を整理すると以下のようになります。

強み

  • 母系の中央重賞勝ち馬実証が厚く、母デアレガーロ(2019年京都牝馬ステークスG3勝ち・中央17戦6勝・賞金1億2978万2000円)を中核として、姪オールアットワンス(2021年・2023年アイビスサマーダッシュG3 2勝)+姪プレサージュリフト(2022年クイーンカップG3勝ち)の中央G3勝ち馬3頭・計4つの中央G3タイトルを母系内に確保している点が血統的基盤となります。芝1000m〜1600mのスプリント〜マイル戦線における牝馬の中央重賞勝ち馬群が母系の中核を占める牝系の厚みを備えます。
  • 父ロードカナロアは2025年JRAサイアーランキング6年連続第2位+産駒のG1勝ち馬10頭超体制(アーモンドアイ・サートゥルナーリア・ダノンスマッシュ・ステルヴィオ・ベラジオオペラ・サトノレーヴ・コスタノヴァ等)を確立した現代日本軽種馬市場の主力種牡馬の1頭です。父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェの配合からは2021年葵ステークスG3を制したレイハリアの中央重賞勝ち馬実証が先行確保されており、母デアレガーロの初仔レガーロデルシエロ(父ロードカナロア・牡)が中央オープンクラス到達+2026年エプソムカップG3 3着の実証を残した同配合の2番仔として血統的位置付けが整合します。

懸念

  • 父ロードカナロア産駒の最有力ニックスは母父サンデーサイレンス系のうち、特に母父サンデーサイレンス本体・スペシャルウィーク・ハーツクライ・ディープインパクト系の組み合わせがアーモンドアイ・サートゥルナーリア・ベラジオオペラといった中央G1勝ち馬の登場を集中的に支えた配合パターンとなりますが、本馬の母父マンハッタンカフェ系の同配合からはレイハリア葵S G3勝ち1頭の中央重賞勝ち馬実証に留まる点が、配合面の実証データの限定要素となります。
  • 母デアレガーロは中央G3勝ち牝馬・中央6勝の現役実証を残した中核繁殖牝馬ですが、繁殖入り後の産駒群はレガーロデルシエロ(現役オープンクラス)1頭のみが中央上位クラス到達実証で、レガーロカリーノ・セレステレガーロは現役未勝利段階に位置するため、繁殖牝馬としての中央重賞勝ち馬輩出実証は本馬の中央デビュー前段階に未確保の状態にあります。

総額6000万円(1口150万円)は、現代日本主力スプリンター種牡馬ロードカナロア×母父サンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ)配合の牝馬産駒として、サンデーサラブレッドクラブ2026年度ロードカナロア産駒平均5000万円を上回る中上位水準に位置します。母デアレガーロの中央G3勝ち牝馬実証+姪オールアットワンス・プレサージュリフトの中央G3勝ち馬2頭+初仔レガーロデルシエロの中央オープンクラス到達+父×母父のニックス先行実証(レイハリア葵S G3)が交差する1頭で、日本主流の芝スプリント〜マイル戦線における素質と母系の中央重賞勝ち馬実証(京都牝馬S G3+アイビスサマーダッシュG3 2勝+クイーンカップG3の4タイトル)の厚みを重視する検討者にとって、父の市場性と母系の厚い中央実証が両立した1頭に整理されます。

評価スコア

評価軸 スコア 評価根拠
母の繁殖能力 ★★★★☆ 母デアレガーロ中央17戦6勝・賞金1億2978万2000円・京都牝馬ステークスG3勝ちの中央重賞勝ち牝馬、初仔レガーロデルシエロ(父ロードカナロア)が現役オープンクラス到達+2026年エプソムカップG3 3着の繁殖実証蓄積を確保
近親活躍度 ★★★★☆ 姪オールアットワンス2021・2023年アイビスサマーダッシュG3 2勝+姪プレサージュリフト2022年クイーンカップG3勝ち+半兄ベステゲシェンク中央6勝+半兄ロワアブソリュー中央12勝の中央重賞勝ち馬3頭・計4つの中央G3タイトルの厚い母系
父産駒適性 ★★★★★ ロードカナロアは2025年JRAサイアー6年連続第2位、産駒G1勝ち馬10頭超(アーモンドアイ・サートゥルナーリア・ダノンスマッシュ・ステルヴィオ・ベラジオオペラ・サトノレーヴ・コスタノヴァ等)、2026年種付け料1200万円の社台SS上位帯主力種牡馬
配合評価 ★★★★☆ 父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェの先行実証(レイハリア2021葵ステークスG3勝ち)+父ロードカナロア×母デアレガーロの初仔レガーロデルシエロ中央オープンクラス到達の同配合実証データ確保
価格妥当性 ★★★★☆ 6000万円(1口150万円)はクラブ中位水準・ロードカナロア産駒平均5000万円の上位帯、父市場性+母系の中央G3勝ち馬3頭・4タイトル+初仔オープンクラス到達+父×母父ニックス先行実証で内容相応
総合評価 ★★★★☆ 加重平均4.20、母系の中央G3勝ち馬3頭・4タイトル(京都牝馬S+アイビスサマーダッシュG3 2勝+クイーンカップG3)+父ロードカナロアの主力種牡馬実証+父×母×母父のニックス実証データの三軸が牽引材料

本評価は独自のアルゴリズムに基づき、母系・近親・配合・産駒適性・市場性を総合的に判定したものです。